ムシ岩日記!!

昆虫採集メインの たまに岩登日記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

トラップの回収

5月28日

先週久々のオオズナガゴミムシが採れ喜んでいたが、まだまだ1♂が採れたにすぎない。
この産地でもう少し調査し続ける必要があるけれど、トラップ容器が別の場所にほとんど埋まっているため、
一度全て回収しなくてはいけなくなった。

春先より調査している場所は、3月はダメ。4月もダメ。今回5月分の回収に向かったのである。
ちなみに、トラップ設置場所は同じ場所、同じ個所に設置した。
3月・4月と何も成果が無かったので今回もダメ元だったが、予想に反して1♂1メス!!
20170528.jpg

活動期になりトラップに入ったのだろうか?
3月・4月はもっと深い場所にいるのだろうか?
行動パターンがやっぱりつかめない。うーん難しい。なんか生態が解るいい方法はないだろうか。
そのうち考えよう。いずれ蛹の姿とか見てみたい。


この産地のオスは標本を所持していなかったため追加できて良かった。

交尾器の内嚢を反転させ、その種であることが間違いないと判明できた。
特徴的な内嚢の構造をしている。

また、今回のトラップにはアイヌコブスジコガネも入った。
しかしアイヌコブが入ったトラップは完全地中トラップではなく、地面に対し少しだけトラップ容器を埋めその上に軽く石をかぶせただけの物でした。

スポンサーサイト
  1. 2017/05/29(月) 18:05:39|
  2. ゴミムシ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

前進

5月21日




先週とは違い晴天。


もうオオズが頭から離れなくなってしまい先週に引き続きダメもとでチャレンジしてきた。



まず重要なのがポイント選びである。
ひたすら歩き続け良い場所を探すがなかなか見つからない。
先週に関しては良さそうな場所を見つけても出なかった。

トラップを仕掛けようにもなかなか良い場所が見当たらず、地中トラップを仕掛けるには不向きな場所が多い。
地下浅層というより、むき出しの岩盤の上に落ち葉や土が10cmくらい堆積しているような場所で、掘ってもすぐに岩盤にぶつかり、いつもの深さまで掘れないのである。
その堆積した落ち葉や土を岩盤沿いにはがしていってあげると。。

メクラチビゴミムシがでる。

比較的浅い場所にいるのだが盲目種。
先週も採集できたが、ただいま文献取り寄せ中で詳しくはわかりません。





また軽く土と落ち葉の堆積物をどけると




2017052102.jpg




でましたっ!


約一年ぶりにオオズの姿を見ることができました!

しかもちゃんと掘り出せました!
2017052101.jpg


しかも♂です!


これで連敗記録はストップしたが、後が続かないような気がする。。。。

オオズの謎にまた一歩近づくことができた。。。かな?



  1. 2017/05/22(月) 23:09:47|
  2. ゴミムシ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

メクラチビゴミムシの仲間

5月13日

先日、ものすごく重要な情報が飛び込んできた。
連敗中でモチベーションが下がっていたが、その情報を見たとたん一気にウズウズが止まらなくなった。

「県内新たな場所でオオズナガゴミムシが採集された」

すごい。すごすぎる。なにがすごいかってトラップではなく、その地でオオズを狙って掘り出したというところ。
早速、僕も真似しに山へ行ってみた。

まあ、実際そんなあまいものではなく、石を起こしてみたり良さそうな場所をホジッても
そう簡単になんか出てこない。
しかも、雨が降ったりやんだりで、カッパで蒸れるわ、ブユみたいなのが大量に襲いかかってくるわで
あきらめていたその時!!!



あれ?

なんかいる?


茶色いの
2017051303.jpg

おーー!

メクラチビゴミムシではないか。

堆積した腐葉土と礫層になっていたところを10cm位ホジッたら出てきた。
意外と浅いところにいてビックリ。


2017051302.jpg

2017051301.jpg

いくつか採れた。

肝心のオオズはカスリもしなかったけど、新たな目標と希望が持てた。








  1. 2017/05/16(火) 13:33:02|
  2. ゴミムシ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

アシナガメクラチビゴミムシ

2月

正月休みに「機械昆虫」という本を買った。
もともと、プラモデルが好きで、よく作ったりしてはいたが、本屋でパラパラって見たときに
すげーかっこいい!って思って即購入。

「機械昆虫」とは電子パーツや、ボルト、ナット、ワッシャー、針金、ハンダ、紙粘土などを使い
本物に似たような感じで作るもので、図面や説明書などはなく、要はフルスクラッチ。

本に出ていた蜂や、蜘蛛、ウスバカゲロウの幼虫等どれもかっこよく、ついつい作りたくなってしまった。
せっかくなら、本に載っているムシ以外の物を作ろうと思い、
まず手元にあったスケッチのアシナガメクラチビゴミムシを見てコレに決めた。

夜な夜な作り3週間ほどで完成。

17020901.jpg

17020902.jpg

17020903.jpg


なんとなく特徴はとらえられたような。。。


完成度はまだまだ低いが、とりあえず1作品目は練習なので妥協。


完成したころにムシ友E山さんより六本脚から出てるメクラチビゴミムシのポスターが届いた。

めちゃうれしーー!ありがとう!




次はネキ作ろー。


  1. 2017/02/04(土) 08:46:44|
  2. ゴミムシ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

夢と目標の達成

2017年1月


とても久しぶりのブログ更新です。
そんな久しぶりの更新にも関わらず、大それたタイトルを付けてしまい恐縮です。



2012年、僕はナガゴミムシに目覚めた。それまでは、カミキリやらフン虫やら追いかけまわしていたのだが、急にあの黒い姿形がが無性にかっこよく思うようになり早速わけもわからぬまま採集に出かけた。最初はとにかく沢沿いの石をひっくり返し、すばしっこく走り出すナガゴミムシを捕まえてはニヤニヤしていた。

ナガゴミムシは、素人の僕には全く同定ができず苦労した。そのときはまだナガゴミムシのホームページもあり、そこを頼りに毎日毎日そのホームページを見て同定していた。しかし、同定できない種も多く、また交尾器による同定など、素人の僕にはとても難しく悪戦苦闘しモンモンとしていた。そして、夜中にボケーっとそのナガゴミムシのホームページを眺め、そこに出ていたニッコウオオズナガゴミムシに心奪われたのである。

「なんだ。この頭でっかチンは。。。」

もう、その日からニッコウオオズナガゴミムシのことで夢中。
とにかく、資料、文献を集め情報収集し採集に挑んだ。
そして2012年秋にようやく初のニッコウオオズナガゴミムシを採集できたのである。

頭が他のナガゴミムシよりも全然デカくて、顎も大きく左右非対称のなんとも魅力的なフォルムに惚れ込んでしまった。
他にも文献を調べると、本州には地域により様々なオオズナガゴミムシ種群が生息していることがわかり、ふと、「この記載されていない間の地域個体群はどうなるんだ?」と素人ながら単純な疑問が浮かんだ。
そして毎日の本州の地図と睨めっこして、山塊や大きな河川、平野などで区切り、現状のオオズナガゴミムシ種群の分布と照らし合わせ、空白の地域でのオオズナガゴミムシの採集計画を立てた。

そのころちょうど、地中トラップの記事を雑誌で見つけて、それを参考に既存種のいる場所に仕掛けてみたら、想像以上にうまくいき、今度はこれをオオズ空白地帯に仕掛けてみることにした。

2014年初夏
家からわりと近い場所Aエリアに地中トラップを仕掛け待つこと3週間。
「入っちゃったよ~!」
今まで勝手に予想していたことが、うまくいってしまった。
その頃には、交尾器内嚢反転の技術も独学で身につけていたので、反転させてみると、他の近い既存種と交尾器内嚢の形状に違いがあるということがわかった。しかし素人同定なのでとりあえず自宅保管で、サンプルを追加しようと思っていた。

そんな新しい発見が楽しく、2015年にまた別の空白地帯Bエリアに仕掛け、これまたオオズを採集することができた。しかしながら、♀であったため、既存の種と別種かどうかはわからなかった。
何としても追加個体、しかも♂を採集するためにトラップ個数を増やし、2015年のシーズン中Bエリアにて、なんとか1♂♀を得ることができたのである。
また同じ年にAエリアで♀の追加にも成功し少しずつではあるが、サンプルが採集できてきた。
「来年はもっとサンプルを増やすぞ!」と意気込んで、冬のシーズンはひたすらトラップの作成に励んだ。

また、今まで別の場所でも採集してきたオオズナガゴミムシ種群の中にP. takadateyamanus  タカダテオオズナガゴミムシとP.yahikosunusヤヒコオオズナガゴミムシがいるが、この両種の記載は単一の雄による記載であり、幸いなことに僕の採集品の中にこの両種の雌が含まれていたため2015年に日本生物地理学会のBiogeography Vol. 17 20 September 2015 に共著で論文を記載した。

Additional notes on the ground beetles Pterostichus takadateyamanus Sasakawa, 2009 and P. yahikosanus Sasakawa, 2009 (Coleoptera: Carabidae): Recent collection records and descriptions of the females. 107-108.

昆虫採集を趣味でやっている僕にとっては、このような形で成果を報告でき、本当にうれしく関係者の方に本当に感謝している。

2016年
Aエリア・Bエリアの追加個体を得るたにトラップを増設して気合を入れて設置。
春から夏にかけては両エリアとも何も採集できず、秋のシーズンにはポイントもトラップ個数も増やしたが、採集することができなかった。つくづくこの虫が採集難だと味あわされた。

あまりにも追加個体の採集ができないため、少ないサンプルではあるが交尾器内嚢が両種とも既存の種と違うため別種と判断し、
2017年 Subterranean Biology に共著で論文を記載した。

Two new species of the Pterostichus macrogenys species group (Coleoptera, Carabidae) discovered in shallow subterranean habitats in northern Honshu, Japan

オープンアクセスです

shinhodake_male_habitus (4)
P.shinbodakensis ♂

shinhodake_male (83)
P.shinbodakensis 交尾器

nishi_aizu_M1_habitus (2)
P.tateishiyamanus ♂

nishi_aizu_M1_32 (10)
P.tateishiyamanus 交尾器

nishi_aizu_F1 (4)
P.tateishiyamanus ♀



小さいころからの夢だった新種の発見。そして記載。
最初はただの夢であり、それがいつしか目標となり、そしてついに現実となった。


また、新たな夢と目標に向かってスタート!!
  1. 2017/01/25(水) 16:08:38|
  2. ゴミムシ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
次のページ

プロフィール

piropirohold

Author:piropirohold
昆虫採集&岩登

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

カミキリ (49)
オサムシ (22)
ゴミムシ (61)
ハンミョウ (2)
ハネカクシ (1)
その他昆虫 (8)
climbing (10)
道具/機材類 (4)
祭/イベント (4)
その他 (11)
オサムシとゴミムシ (4)
ムシ&クライミング (1)
カミキリ&オサムシ (2)

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。