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ムシ岩日記!!

昆虫採集メインの たまに岩登日記です。

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メクラチビゴミムシの仲間

3月17日

新潟県内にも数種類のメクラチビゴミムシの仲間がいる。今回はその仲間の一種を探しにでかけてみた。

今年に入り、久々に毎週のようにマイマイカブリの採集をして比較的大型甲虫に目や感覚が慣れていた。しかし、探しているメクラチビゴミムシはkurasawatrechusという仲間でかなり小型。2013年にも採集しているが、あまりの小ささに目が追いつかず写真どころではなかったこともあり、今回は生きている姿の写真を撮ることと、その時採集したのは1♀だったので♂の個体を追加したかった。

とりあえずポイントについてすぐ石をどかしたり、ひっくり返したりしてみると飴色の小さい物体が動いているのを発見した。
すぐに目的物だと確信したが、なかなか目のピントが合わず、その姿がちゃんと見えるまで時間がかかった。だんだん眼力が落ちてきた気がする。そろそろ老眼か。。

もちろん裸眼では♂か♀なんて分かるわけもなく、とりあえず生きたまま確保。少し離れた場所でも1つ追加できたので容器に入れ写真撮影。


20190320231609b35.jpg
20190320231607f2d.jpg

採集する前の発見した段階で写真撮影ができれば一番良いだろうが、僕の撮影技術ではまず無理だし、ちょこちょこ動き回る姿を追いかけているうちに間違いなく見失うであろう。
なので一度生きたまま確保し容器の中でそれっぽく撮影し、なんとなく撮れていればオッケーという緩い感じ。何回も撮ったけど、95%くらいはピントが全くあわない被写体のボケた写真だった。

20190320231606896.jpg

これらの写真もピントがあっているわけでもなく、なんとか人に見せれる程度。
写真って難しい。。

顕微鏡でみたらペアだったので今回の目標は達成!!

次はもう少し大きい黒くて頭のデカいゴミムシを採りたいと思う。
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  1. 2019/03/20(水) 23:14:58|
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記録の発表パート2

12月 3日

今年の6月24日の記事に書いたオオズナガゴミの採集記について、ニッコウか又は別種と考えられるオオズを採集したとある。
http://piropirohold.blog.fc2.com/blog-entry-189.html
この結果について判明したので、「月刊むし」にて報告しました。

内容については、月刊むし12月号に書いてある通りです。

このオオズを採集した後すぐに、交尾器内嚢の状況を確認し、ニッコウオオズではない事を確認。
予想していたP.sumondakensisではないかと考え、農業環境技術研究所のタイプ標本の交尾器内嚢の写真と比較してみると
特徴が似ている!
自分だけでは判断ができないので、いつもお世話になっている記載者のS先生に確認していただいたら、P.sumondakensisで間違いないとのことでした。
模式標本系列以外の採集記録がないことから、月刊むしに短報を書くことにしました。

新潟県内のオオズの種別棲息地が少しづつわかってきたような気もしますが、あまりにも採集地の記録や標本の数が少なく細かい分布地作成までには程遠いです。
そして最近忙しくなかなか採集に行けない!行けても空振り!が多い。。
死ぬまでに新潟県内だけでも解明したいが、このペースだと終わらんな。

そんなこんなで今年も終わり。
今年のオオズはこのスモンオオズナガゴミムシのみの成果となりました。
新規開拓も数カ所で頑張ったけど全て空振り。難しい。。。

あとは標本の整理してゆっくり冬を過ごして来年に向けて計画をたてようと思います。






  1. 2018/12/03(月) 19:07:55|
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記録の発表

10月20日

また久々の更新です。
この調子だと、年に3回位の更新となってしまう。  まずい。 もう少し採集に出かけなければ。さらに成果を残さなくては。。

今回は去年の春先に採集したニッコウオオズナガゴミムシの記録です。

2017年の春にとある場所でオオズナガゴミムシが採れたという情報を得た。
その時のブログの記事がこちら。
http://http://piropirohold.blog.fc2.com/blog-entry-179.html
http://http://piropirohold.blog.fc2.com/blog-entry-178.html
何とか1♂が掘り出せ採集した瞬間にニッコウオオズとは別種ではないかと思った。
その理由としては、まず場所。
以前からこの周辺にはオオズがいると予想はしていたが、場所的にP.macrogenysかP.sumondakensisかP.yahikosanusか又は未記載種かと思っていた。僕は、地理的に未記載種の可能性が一番高いと思っていた。
その次に体長。
採集できた個体の体長は僕の採集しているP.macrogenysや記載文中にあるP.sumondakensisの体長より一回り小さくP.yahikosanusと同じような体長だが、明らかに外見がP.yahikosanusとは違う。やはり未記載種かと思った。

交尾器を出して内嚢を調べれば結果は分かるだろうけれど貴重な1♂のサンプルなので早速研究しているS先生に送って見ていただいた。

わくわくしながら答えを待っているとなんとっ!!
Pterostichus(Nialoe)macrogenys ニッコウオオズナガゴミムシ!

S先生のご意見や送っていただいた内嚢の写真を見てニッコウオオズナガゴミムシと納得。

しかし、今までの公式的な採集記録の中で北限の記録と採集個体の体長が最小のニッコウオオズとなり、
今回S先生と共著で
The northernmost record of the ground beetle Pterostichus macrogenys Bates,
1883 (Coleoptera: Carabidae) を Biogeography 20 137–139. Sep. 20, 2018
にて発表しました。

macrogenysKurohime01_.jpg
北限のニッコウオオズ
macrogenysKurohime02_.jpg
とその交尾器内嚢

macrogenysNasu01_.jpg
今までの北限、那須のもの

今回の北限での採集から同定までの過程で、僕の中で色々な仮説や勝手な妄想を膨らませ1つのムシですごく楽しんだ。
結果はニッコウオオズナガゴミムシになったけれど、これはこれで僕の中でのパズルのピース(オオズ分布図)が1つ確実に埋まり、新たな目標を立てられることで更なる楽しみが広がった。次はどこ攻めようかなー。


  1. 2018/10/20(土) 21:32:07|
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今年初採集

6月24日

先週の無残なトラップ回収にもめげず、またトラップ容器を担いで山へ。

数年前に一度下見に行き、その時はアルマンオサムシがPTに入っただけであった。
目的の場所まで行くには時間がかかるし、それほど良い環境ではない記憶があったため、いつも行先の候補には上がるけど、真っ先に却下されていた場所である。
また、先週の不甲斐ない調査結果でなんとなく落ち込んではいたものの、各方面でオオズが採取されていて、その情報を目にするとさらにモチベーションがあがり、ちょっと行きづらいところへ行ってみようと思った。

準備して沢に筋に入ると、前に見たときよりも良い環境に見えた。
今まで、「へ? こんなところで?」というような場所でもオオズが入ったこともあったので、環境の見方が前に比べると変わったのかもしれない。

さて、沢の入り口で右の沢と左の沢に分かれる。最初は左。
石を起こし様子をうかがうが何もいない。両サイドの斜面も、泥の上に落ち葉が積もった状態。結局いまいちなので引き返し右の沢に移動。
こんな環境
2018062513474586b.jpg

こちらは、水が全くない枯れ沢。左の沢より狭く、両サイドの斜面も急。
しかし、沢筋の石を起こすとプテロがいた。
どんどん沢筋をつめて源頭部に着き石を起こすと。

いましたよっ!

20180625134715c5e.jpg

久しぶりに見ました!
オオズの姿を!
しかも♂!

こんな予定ではなかったので、容器を持ち歩いていなく、飲み水を捨てそのペットボトルに入れました。

この付近に5つトラップを仕掛けて本日は帰宅。

問題は、このオオズがどの種なのか。。
ニッコウか、それとも違う種なのか。
ニッコウならニッコウで新しい発見につながるし、予想している別の種なら、僕自身初採集のオオズとなるので、どちらであってもとても楽しみ。





  1. 2018/06/25(月) 23:44:48|
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惨敗

6月17日


一ヶ月前に、県内の二ヶ所にトラップを仕掛けた。
今シーズン最初のトラップは、5月に気合いを入れて二ヶ所で50個ほど。
ある種の雄のサンプル採集と追加が目的だった。
二ヵ所とも、過去に実績があったためトラップの量を増やせば簡単にサンプルを追加できると思っていた。
しかし、その考えはあまかった。
一ヶ所目。20個のトラップを回収するも目的の種の追加どころか、何も入らず凹む。
二ヵ所目に移動し、30個のトラップを回収。
ここも全く何も入らずさらに凹む。
今季最初の採集は、なにも成果が無く終わった。
時期を外したわけではないだろうし、ポイントを外した訳でもない。
ただ、思い当たる点が1つあり、それが関係しているのかも知れない。
今後改善の余地ありだな。
最近は、以前のように簡単には昆虫採集・調査にでられない。そのため、その1回を無駄なく大事に過ごしたいが、空振りが続くと凹みそう。
空いてる時間を使って、ちゃんと作戦を練って行動しなくては。
  1. 2018/06/18(月) 20:39:20|
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